Halfway

鶴田浩之のはてなブログ / halfwayとは「みちなかば」という意味です。いつだって道半ば。

全ブロガー必見、ノマドライフの先駆者 四角大輔さんの新刊『モバイルボヘミアン』の刊行イベントやります。

渋谷のスタートアップで起業家兼エンジニア、本屋さんをやっている id:mocchicc です。今夜から3日間、神戸で開催される Infinity Ventures Summit 2017 Spring に参加してきます。IVSはなんと10周年らしく、今回は"evolution"をテーマに、いつも以上に気合が入っている様子。

 

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ところで記事の本題ですが、6月17日(土)

四角大輔さんと本田直之さん共著による新刊
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』

刊行トークイベントを BOOK LAB TOKYO で開催します!

 

▼ イベントの詳細/チケットのお申込みはこちらから

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

 

 

四角大輔さんの最新プロフィールです。

「人は誰もがアーティスト」というメッセージを掲げ、オルタナティヴな生き方を提唱し続ける執筆家。アーティストプロデューサーとして7度のミリオンヒット、CD売上2千万枚を記録。現在はニュージーランドの湖畔で半自給自足の〝森の生活〟を営み、年の約半分は世界中で〝移動生活〟を送る。多数の連載、Instagram、公式メディア〈4dsk.co〉を通して、独自のライフスタイルシフト論を発信。ITベンチャー「OSIRO株式会社」共同代表、財団法人「the Organic」共同代表、ライフスタイルやクリエイティブ系企業の役員やアドバイザー、ブランドのプロデュースなどで活動。現在は、シンガーソングライター尾崎裕哉のプロデュースに携わるなど、アーティスト育成をライフワークとしながら、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』主宰。フライフィッシング冒険家の顔を持ち、ネイチャー系メディアでは表紙に度々登場。著書に『モバルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
 
▽公式メディア・四角大輔のすべて| 4dsk.co
▽Lifestyle Design Camp|LSD.Camp
▽Instagram|instagram.com/4dsk.co
▽Facebook|facebook.com/4dsk.co
▽Twitter|twitter.com/4dsk

『モバルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』
http://www.amazon.co.jp/dp/B06ZZ7CBVK
『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』
https://www.amazon.co.jp/dp/4861139716/
『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』
https://www.amazon.co.jp/dp/4866070161/
 
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四角さんと初めて出会ったのは、もう8年以上も昔、僕が18歳の頃でした。

当時彼は、ワーナーミュージック・ジャパンで音楽プロデューサーとして、Superflyや絢香を担当されていました。いわゆる業界の方の雰囲気とはまったく異なる四角さんのオーラに引き込まれ、彼が外部講師を努めていた上智大学や、京都精華大学の授業には何度も潜り込みに行って、会いにいった思い出があります。

僕の、数少ないメンターの一人です。

2009年に絢香さんの紅白出場を最後の仕事に、New Zealandに移住されます。その後、ニュージーランドの彼の湖畔の家には、3年連続で遊びに行きました。2011年のLabitの創業時には、エンジェル投資家としてLabitに投資をしてもらいました。

 

イベントですが、すでに半分以上の席が埋まっているので、興味が有る方はお誘い合わせの上、Peatixよりお早めにお申し込み下さい!  ニュージーランドと日本のデュアルライフだけでなく、20カ国以上を「モバイルボヘミアン」として旅しながら仕事し始めた四角さんの本格的なトークを聞くのは、実は僕自身も初めてだったりするので、とても楽しみにしています。

自分は当日、会場の BOOK LAB TOKYO で、イベント運営の統括スタッフをやっています。

 

「ノマド」という言葉が流行り始めたのは2012年頃でしょうか。iPhone・Twitterが生活に浸透し、Macbook Airの充電の持ちも良くなった事もあって、ブロガーブームに添えるような形でノマドがバズワードになりましたね。彼はその3年以上も前から「ノマド」を意識しながらライフスタイルを作っていて、現在は地球上をフィールドにした、本物のグローバル・ノマドです。

僕はいま東京で起業し、チームを持っているので、しばらくはそういう生き方はできないかもしれませんが、彼から教わったことの1つに「人はだれでも、精神的にノマドになれる」(少しニュアンスは違うかもしれない)といったことを心に刻みながら、自分がいつも最大のパフォーマンスを発揮できるように、周囲のノイズを排除し、自分を縛る制約、常識という枠組みに囚われないようにしています。

 

今回の本『モバイルボヘミアン』も、四角さんと直さんが交互に登場するような構成で、面白く読めました。6/17 に参加出来ない方も、ぜひAmazonでポチって下さい。

皆さん、イベントで会いましょう!

 

▼ イベントの詳細/チケットのお申込みはこちらから

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

 

 

 

『Yahoo! JAPAN 全仕事』は、IT/Web業界の人や経営者、就活生や大学生はぜひ読むべきスゴイ本。

渋谷で書店員・選書家(BOOK LAB TOKYO)をやっている id:mocchicc です。

2月初旬、いつものように選書作業(店の本のうち、2,500冊ほどは僕がセレクトしている)をしていたら、『Yahoo! JAPAN 全仕事』という本に出会った。

副題には、「現場200人に聞く、過去→現在→未来」とある。

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Yahoo! JAPAN全仕事 現場200人に聞く、過去→現在→未来

Yahoo! JAPAN全仕事 現場200人に聞く、過去→現在→未来

 

 Yahoo! JAPANが20周年を迎え、記念本という立ち位置もあるようだが、「つくる人を応援する書店」という、店のコンセプトにふさわしい1冊だと思い、発注をかけた。

 

超分厚い。エンジニアから経営陣まで200人のインタビュー本

届いてみたら、そのボリュームに驚きである。パラパラと覗いてみると、現在も進化をし続けるヤフーで働く200人の社員が、経営陣・エンジニア・人事・広報・デザイナーと、ありとあらゆる職種にわたる人たちが、同じページ数でインタビューが掲載されている。

ふつう、インタビュー本というと、文芸界やビジネスの業界本だとしても、せいぜい10人や15人くらいである。200人に取材をして、1冊の本にまとめ挙げた著者・編集者の熱量は半端ないと思った。というか、この本を作っても取材時間や労力を考えると、おそらく赤字である。赤い本だけに。 

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こんなにすごい本なのに、あんまり知られていない

Amazonのランキングを見ると、2017/05/18 16:24 執筆現在、159,598位である。これは1日あたり1〜2冊程度しかAmazonで注文が入らない層のランキング枠。なぜ売れていないのかは、内容の問題ではなく、まず第一に知られていないからだと思う。

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その後発刊された『ヤフーの1on1』という本が総合ランキング211位と考えると、その差は歴然である。たしかに『ヤフーの1on1』は良書だし、学ぶ事が多い。でも、『Yahoo! JAPAN 全仕事』という「本」としての価値は、もっと評価されるべきだと思った。

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 

だから、著者とヤフーの人に声をかけて、イベントを企画した!

すごく面白いエピソードがある。Labitで働いているエンジニアの一人が、

これ、僕の母親が書いた本なんで、良かったらオフィスに1冊置いてください

と、何やら 赤い本 をもって渡してくれた。

そう、『Yahoo! JAPAN 全仕事』である! なんというserendipity。世界は小さかった。こんな偶然があるのか。「え? この前これ選書してBLTにも置いてあるよ...?」「マジすか」「うん」「母親、喜ぶと思います」「えーーー!! これすごくいい本じゃんね。イベントやろうよ!」 

その偶然も背中を押す形となり、著者(Labitエンジニアのお母様)の方にトークイベントの登壇を打診。同時に、この本のなかにもインタビューを受けて登場している、かねてから親交があった Yahoo! JAPAN 執行役員CMO の村上臣さんに、イベントやりませんかと声をかけると、快諾していただいた!

 

そして 5/24(木)、発売から5ヶ月経ったけど、刊行記念トークイベントという形で以下のイベントが開催決定した!

Yahoo! JAPANの歩んだ20年とは?! インターネットの過去・現在・未来を語り尽くす![peatix]

『Yahoo! JAPAN 全仕事』刊行記念トークイベント 5/24(木)  @BOOK LAB TOKYO

 

こんな人に読んでほしい。イベントに来てほしい。

僕が本屋を起業して、手探りで選書家を名乗り始めたとき、「世の中に、単に ”売れている本" が良い本とは限らない。」魅力的なイベントスペースを作って、営業する書店になろう!と決めた。書店のキュレーターは、良書を探し、お客様に提案していくことだ。とても小さな、小さすぎる行為だけれども、それがきっかけで本と出会う手伝いができるのが、この上なく幸せだ。

この本の対象読者は、こんな人たち。

・インターネット業界の起業家、経営者の方

・組織づくりに関わる人事、広報の方

・ライター、ブロガーの方
 (出版業界で採算度外視の、異例のインタビュー本。この4-5年かかったという、取材の舞台裏が聞けるのは、僕自身もめちゃめちゃ楽しみ)

・就活生や、会社のコトを知りたい大学生

 

当日のイベントは、メディアの取材も入ることになった。
イベント企画にあたって、ヤフー広報の皆さん、実業之日本社の編集者の安田さん、そして著者の生島さん、ゲストの村上さん、本当に協力ありがとうございます。

僕も「聞き手」として村上さんとの対談の場に出るので(テーマは「Yahoo!を絡めながら、インターネットの歴史を振り返り、現在・未来を語っていく」です) ブログの読者の方で僕に会ってみたい方が(もし)いたら、ぜひお越しいただきたいです!

 

▼ イベントのページはこちら(早割、書籍購入セット、懇親会セットなどあります)


 

イベントには行けないけど、本を読みたいって方はぜひAmazonかお近くの書店で探してみて下さい。

Yahoo! JAPAN全仕事 現場200人に聞く、過去→現在→未来

Yahoo! JAPAN全仕事 現場200人に聞く、過去→現在→未来

 

 

ブクマと、メルカリ カウルの考察

本のフリマアプリ「ブクマ」を運営している id:mocchicc です。

 

昨日、メルカリ カウルが出ました。

実は今年1月の時点で、進太郎さんから直接「うちもデータベースを持つフリマ、とくに本をやることになりそう」と聞いていて、競合する可能性がありながらも紳士的に教えてくれていました。もっちくんを応援したいのだけど、なんかごめんね、とまで言ってもらえて、懐の大きさを感じました。

昨年夏のIVS Launch Padで初めて「ブクマ」の発表プレゼンを行った直後、ソウゾウの松本さんとメルカリの取締役の小泉さんに誘われて(立ち話, 程度の温度感ではありますが)メルカリへのジョインの話もありましたが、その話は流れて、今に至っています。

ニュースを見た友人知人から「大丈夫?」とメッセージたくさんもらってますが(ありがとう)、大丈夫です。今のインターネット業界は、単純構造で勝つ・負けるっていうような世界ではなくなってきている側面もあって、社内ではあくまでメタファーのような仮想敵を作ることで、気合いを入れるような温度感になっています。僕の手帳の中にも、Game8を作っていた時代から「競合ではなくユーザーを見よう」と書いてあるし、今回社内でショートミーティングしたときも「まず、今のユーザーを大事にしよう」と第一声、メンバーに声をかけました。

 

 

最近はLabitに河西智哉さんもジョインしてくれて、非常に良い開発チームが出来上がっているので、以前とは違って強い戦略をもって仕事ができることに嬉しく思います。

 

▼「ブクマ」の投資家向け説明資料から抜粋 (参考)  /  これ、カウルが同じ部分にかぶるかな。

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カウルは、良くも悪くもメルカリ?

実際に何度か売り買いもして、一応いろいろ研究してみていましたが、これは結局「メルカリ」ではないか?という印象です。シームレスにID連携している機能的側面だけではなく、アプリを使っていて感じられるところがメルカリです。

もしサービスに「メルカリ」の冠がついてなければ、どんな見え方するのでしょうか。

現時点では「メルカリユーザー」をペルソナ像の範疇にあって、より伸びる部分でニーズの取りこぼしを減らしたり、もっと便利にしよう、という考え方なのかなと思います(違ったらごめんなさい)。使いやすい出品アプリで、メルカリを毎日使っている人たちには嬉しいニュースの一つなんだと思います。それは当たり前っちゃ当たり前で、ソウゾウ社もメルカリが定めるミッションと3つのVALUEを踏襲して、共通の価値観で動いています(それに加えてソウゾウには「MOVE FAST」がある。)

「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」なので、やっぱメルカリは、あくまでマーケットプレイスなんだな、と。僕は、本屋さんや読書が好きだったので、「書店体験をスマホの中でリプレイスして、たくさんの人が生涯で読む本を増やすきっかけになりたい」という想いでブクマを作り、動いています。結果として、できることは同じだったり似ているかもしれないけど、もととなる設計思想は別なのかなと思っています。

 

ブクマが目指している書店体験のスマホアプリ化

書店体験にはいくつか要素があると思っていて、ひまつぶしに立ち寄ったり、何か刺激ないかなとフラッと寄ったり、人との待ち合わせ場所にしたり。これまでの時代の街の象徴的な「メディア」と「コミュニティ」の機能を果たしてきたのが、本屋さんだと思っています。これは僕が実際に本屋さんを起業して(BOOK LAB TOKYO)、本屋とは何か、なぜ人は本を読むのか、1年ずっと考え続けた結果、自分の理解の深い部分に降りてきたものです。

フリマアプリは、その行為自体が「エンタメ」として機能しながら個人間取引を楽しむ人もたくさんいます。アプリの滞在時間は意外と長くて、ニュースと同様に、何気なく見ているだけの人も多い。

私達がふだん本屋にふらっと立ち寄ってみたくなるのと同じように、何気なく刺激や情報を求めて開いてもらうアプリになれるかどうか。これが僕たちにとって重要な事実です。

カウルは、どんな思想であるのか、トップが語るストーリーはまだ少ないので、メルカリの便利なものが出ました、という情報しかない。これからどうなっていくのか見ていたいです。

 

▼「ブクマ」の投資家向け説明資料から抜粋 (参考)

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Labitは「世界観を提案する」ということを企業哲学として大事にしています。

  

メルカリは正しい戦略に沿っている

山田進太郎さんとはプライベートでもBBQに誘ってもらったり、メルカリ以前のウノウ・ジンガ頃から応援してもらっていて、2013年のメルカリ リリースの週も2人で食事に誘ってくれました。最近は、意見交換する中でマスタデータベースを持つ「カタログ型」フリマの構想の話や、メルカリ経済圏を強くしていくためのID連携のサードパーティを増やしていくことなど事業戦略の面に加えて、「エンジニア中心の組織で、多様な人たちをたくさん仲間に引き入れながら、Googleのような企業体を目指したい」と語っていた姿は、いまでも印象に残っています。

メルカリの強みは、親アプリとしてID連携、ポイントやレビューシステムの経済圏が出来上がっていることです。LINEや楽天と同じ戦略ですね。今後はペイメントも出ると思うし(merpay=メルペイがドメイン登録されている)、サードパーティアプリは増えてくると思います。

おそらく次のバージョンで安定した頃にでも、メルカリからの送客キャンペーンがあり、コストゼロで300万DLほどはカウルに送り込むと思います。それはやはり強みだと思うし王者の戦略で、羨ましいとは思いますが、逆に言うと完全に色がついてしまうので、失敗すると楽天のような感じになってしまう可能性もあります。

ブクマのユーザーとは10倍くらい差がついて、大資本やユーザー基盤では負けますが、単純比較はせずに良いサービス作りに励みたいと思います。 

僕らは広告等に扱える資金がほとんどないので、地道にコツコツ伸ばしていくほかないのが今はとても惜しい気持ちではあります。

 

実は出品数はそこまで重要ではない

本は年間7万タイトルも発刊されていて(1日200タイトル!)、過去10年間で50億冊くらいは実売があります(コミックスを含む)。本に限っていうと、100万出品を超えてくると、実はそれほど出品数が重要ではなかったりします。ロングテールが機能するようになれば、100万冊が200万冊になったところであまり変わらない。これから、ブクマとカウルの共通の課題になると思いますが、「どうしても売れない本」が存在することをどう対処するか。本と言うのは、版が古かったり、ベストセラーで供給が増えすぎると、物流コストに似合わない評価額になってしまうんですね。ブクマは送料込み300円がお得のライン、という目安にしています。ブックオフの買取が1〜5円だとして、それを20倍〜100倍の値段で売れる、少なくとも150円の手取りがあってほしい、という想いからです。新しい本をすぐに読んだあとリセールバリューが高いうちに、6〜8割の値段で買われるケースも非常に多い。でも300円や200円でも買い手がつかない本もあるのも事実で、ブックオフには魅力的な本が減って、そういう供給過多の不良在庫になりやすい本が集まってしまう未来も見えます。

─ 買い手訴求が重要

メルカリは初期の戦略で、出品訴求をかなりやっていたようですが、ブクマもカウルも、出品訴求はしなくてもたくさん集まってくるものだと思います。ブクマは実際に、出品者一人あたりの平均出品数が8〜11冊で、400冊以上出品している個人ユーザーも多数います。より買い手訴求をしていくのが重要だと思うので、フリマアプリは通常のECのような戦略を取っていくことが必然の流れになると思います。

 

ECとCtoCの融合

正直、カウルが新刊を扱うという話には、ちょっとだけ驚きました。カタログ型で本を扱うフリマは、ECも行って選択肢広げるっていうのは必然の流れなのでしょうかね。ブクマも、今夏から新刊の取り扱いを予定しています。初めてのCtoCとECの融合の事例を作るつもりでしたが、このモデルに関しては完全に「同じ」状態です。

また出品者と購入者の相互転換率が非常に高く、半数以上のユーザーが出品・購入の両方を利用していることも、同サービスならではの特徴だ。ユーザーは『ブクマ!』を通して、家にある本を数冊売り、新しい本を1冊買うというサイクルになっている。単にお金を払って本を買うのとは違い、楽しくかつお得な購入体験ができる。(中略)
今夏以降には、約80万タイトルの新刊本も取り扱い考えだ。新刊本も取り扱うようになれば、中古と新品のどちらを買うか、購入者の選択肢が広がる。家にある本を売ったお金で新しい本を買うという循環を作ることで、結果的に一次流通の貢献にもつながる。
─『販促会議』2017年6月号 「ブクマ」インタビュー記事から抜粋

 

メルカリのボードメンバーの方々とは来週バーベキューで会いますが、よい棲み分けができて、両方のサービスがそれぞれ求められているニーズを満たして、成長していけたら良いなと思ってます。  

 

公式サイト:  ブクマ.com

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フリマ時代の読書術 - 無理なく月10冊を読む技術

 

本特化のフリマアプリ『ブクマ!』を開発しているLabitの id:mocchicc です。おかげさまでユーザーも出品数も右肩上がりで成長中です。

 さて、メルカリが出た2013年頃は電子書籍も増えてきた時期でもあり、自分の読書方法が少し変わったなと感じたので、メモに残しておきます。過去にヤフオクでは5冊程度、メルカリでは30冊くらい買ったり売ったり、そして自社サービスの「ブクマ」では、自分自身も1人のユーザーとして250回の取引を体験してきました。

 

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シェアリングエコノミー時代の読書術

記事の内容を結論からいうと、

  1. 興味ある新刊本は、躊躇なく買う
  2. 500円くらい値下げしてブクマに出品する(1400円の本 → 900円)
  3. 売れたら72時間以内に読んで、購入者に発送する

これでメリットに感じているのは、
(1)「締め切り効果」で積ん読が発生しないこと
(2) 躊躇なく本を買うことによる知的好奇心の充実、読書習慣化の継続 の2点です。

 

特に (2) に関して。インターネットが成熟してからは、買い物といえば何もかも「レビュー、口コミ」を気にする時代。自分を振り返ってみても、誰かが勧めたり、一般ブロガーのキュレーションという名目でまとまった紹介がないと、買う気が起こらない状況になりつつあります。食べログの評価点数をもとに飲食店を探す強迫観念の状態に似ていて、自分の目利きで本を選ぶことを諦める、そんなつまらない状況が、ネットの便利さの反面で生まれているようにも感じます。お金を出すのだから、消費者として本選びを失敗しないためにと、レビューは大切かもしれないけど、過剰なレビュー文化による疲弊、僕が感じるこの「違和感」に共感を覚えてもらえるのであれば、この記事の読書法は試す価値はありそうです。

2010年代に入ってから読書をとりまく環境で変わったことといえば、電子書籍(特にAmazon Kindle)、漫画・雑誌などの読み放題系サービス、そしてフリマアプリの存在があります。

最初に述べた読書法を詳しく書くと、最近の僕は、こんな読書術をしています。

 

( 前提: 電子書籍でいきなり買う本が2割、このあと述べる紙の本で買う本が7割。月間の購入冊数は20〜25冊くらい=家計簿につけている本の予算は月3万円)

 

新刊は気になったら、売れること前提で躊躇なく買おう!

  1.  街の本屋さんで見かけて気になった本、人から勧められた本、購読しているブロガーが紹介する書評で共感した本、フリマアプリを何気なく見て興味を持った本は、躊躇なくその場で買う。基本的には新品で買います。

    特に外からの影響が少ない時期には、Amazonの「新刊・予約」ページを訪れて、「過去30日/30日以内」にチェックを入れ(該当ページ)、興味あるジャンル/タイトルの本を能動的に探して、気になったら躊躇なくカートに入れて買う。僕は自然科学・サイエンス系の読み物や、いち早く邦訳された新興企業の創業記など読むのが好きなので、発売間もなくでブログでも本屋でも特集されてないようなマイナー本の良書の匂いがするものは、Amazonのデータベースに予約情報が出た段階からチェックをしています。

  2.  本が手に届いたと同時に、フリマアプリに出品します。価格設定は1ヶ月以内の新刊で70%くらい。(1,400円なら、950円とか。人気本は100円引きくらいでも大丈夫) 6ヶ月以内だと約半額。1年以上経っている本は、適当に納得感のある値段で。出品時には「現在読んでいるところで、購入後3−4日で発送」としておく。

  3.  本が売れたら(たいてい1週間以内に売れる)急いで読む理由ができるので、時間を無理やり作って読む。この読んでる時間、「図書館の返却期限に間に合うように読んでる感じ」がして、ちょっと楽しい。そして発送。送料はクリックポストで164円。買ってくれた人が、次の読者になってくれる。どんな人だろうと想像しながらポストに投函しています。

  4. (この手順4が重要)もし締め切り効果を使っても、どうしても忙しくて最後まで読み終えず気になったまま手放したり、良書だと思って手放すのが勿体無いなと思ったら、迷わずもう1冊、同じ本を新品で買う。このとき手順1に戻ってやってもいいけど、ここで僕はよく、Kindleで電子書籍として買い直しています。移動時間など違うシチュエーションで、少し時間をおいて再読する気分になったときに読むことが多いです。

読書量が増えた

こんな読書法をしていたら、出版社は儲からず著者に印税が払われないと、お叱りを受けるかもしれません。でも、昔のように本探しに対して慎重な姿勢だったとき、そもそも1冊目として新品で買わなかっただろうと思います。結果的に、個人として新刊本を定価で買う回数が、圧倒的に増えている。でも3分の2のはフリマで次の読者に渡しているから、経済的な負担は少ない。だいたい月に30冊買い、20冊くらい売る。

僕も紙の本を監修の立場で出したことがあり、8万5000部になったけれど、「多くの人に読まれること」が一番うれしかった。(これは人にもよるだろうけど)ブックオフの108円の棚に並んでいたり、マーケットプレイスで1円で売られている本が山ほどある以上、今さらそんなこと言っても、というのもあります。

「時間が経って中古で安くなってから買おう」と考えている購買層は、最初から新品でも買わないケースが多いと思っています。逆に、300円くらいの差額だったら、綺麗な中古が出品されていても、新品で買おっかなー、という人もかなり多い。

 

これからの時代の「読書」の価値

個人の立場として、本が好きだからこそ、まだ他の人が読み始めていない、新しい匂いがする本が発売日に届く、それも毎月10冊や20冊ペースでっていうのは、楽しいんです。そしてこの読書法に慣れてからは、本を月2万円以上買ったりしても、1万円はフリマでの売上金として手元に残ります。それを使って、気になる他の本をまた買う。

とにかく知的好奇心を満たすために、本屋で大人買いをしたり、家のポストに届いている瞬間の楽しみのために、1500円とかの価格を払う。「価格と価値は違う。」という話です。僕にとっての価値は、本という好きな趣味において、年間7万タイトル発売されているタイトルの中から、自分の目利きや知人の勧めで年間200〜300冊(年間出版数の0.4%)を選ぶという楽しさの価値。読んだ本を、次の読者に渡すという、フリマのコミュニケーションを楽しむ価値。これ全部ひっくるめて読書の楽しみ方になりつつあります。表紙見るだけでいいから買う。笑 

 

ブクマのミッション

ブクマは、もう読まなくなった古本を1週間以内で3冊売って、1冊の新しい本が買える、という状態を目指していきたいと思っています。ブックオフだと平気で「10円です」「こちらはお値段がつきません」と査定されてしまう本が、ブクマでは400円で買い手が現れる。50円の査定本が、1100円でも買い手が現れる。古本チェーン店にかかる従業員5000人、国内800店舗・数億冊の在庫管理分にかかる中間マージンは全て無くすことで、経済的な合理性(受給一致)が実現できます。

日本中の家庭の本棚はすでに埋まってしまっていて、本棚に空きスペースを作らないと、心理的に新しい本を人は買わなくなる。ブクマは、数年かけてインフラになるサービスにしていきたいと思います。

 

フリマアプリによって読書法が変わった、そんな個人的体験のお話でした。当然、賛否あると思います。似たような考えがある方の意見、批判的立場の意見もぜひ聞いてみたい。

 

 

 

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公式サイト:  ブクマ.com

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ブクマを開発しているLabitでは、
今年10人→30人まで増える予定で、本好きの仲間を集めています!

www.wantedly.com

11010歳になりました。

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2月16日に、11010歳 26歳になりました。26歳の誕生日には、2年前から行きたかったオフィスの近所にある「レザンファン ギャテ 」で6種類のテリーヌを楽しんでいたほか、BOOK LAB TOKYO で友人たちを招いて、ささやかなドリンク・ミートアップを開きました。来ていただいたみんな、プレゼントくれたみんな、ありがとう。

 

 

 

社員がムービーを作ってくれて、遠方にいる人たちからのビデオメッセージがとても嬉しかった。

 

僕はいつも作る側で、サプライズする側だったので、今回は本当に驚きました。(ぜんぜん気づかなかった...)

カナダにいるLabitチームのスティーン、ジョン、カイくん。なぜか日焼けして真っ黒になりながらオーストラリアのバナナ農園で働いているという、ワーホリ休暇中のLabitエンジニアけんけん。株主の四角さん、近藤さんからもメッセージ頂いておりました。

 

 

子供の頃は体が弱かったので、26歳まで生きるなんて想像もしていなかった。

あっという間にまた一つ歳を重ねることになって、神様に与えられた時間を、自分の人生へとコツコツと投資している実感があります。 この1年間は、本のフリマアプリ「ブクマ!」など新規事業をローンチさせて、渋谷にコーヒースタンドと書店の複合店舗もプロデュースし、Labitには20名以上の新しいメンバーを迎えられた素晴らしい年でした。今日からまた、もっとより良い1年を作っていきたいと思います。

新しい抱負は・・・なんて考えたりもしましたが、これまでと同じように、直感に従い、常識を疑い、悩む前に行動して、作って壊して作りまくり、常に空想家でありたいと思っています。人の声にもっと耳を傾け、自分の声をもっと高らかに叫び、地道に勉強も疎かにしません。何階建てか分からない高層ビルの階段を上がっていくように、踊り場で休んだとしても決して降りることはせず、自分のビルは果たして何階まであるのか楽しみに生きる気持ちで、人生を歩みたいです。

10年前の夏は、ちょうどインドを初めて一人旅していて、税務署に届け出を出して一人起業をした年でもありました。当時は九州の片田舎の公立高校に通っているただのオタク、でも今は一緒に夢を追える仲間がたくさんいます。起業家として20代で必ずや大きなことを成し遂げたいと思います。

 

 

恒例の、Amazon 誕生日に欲しいものリストをFacebookとTwitterにつぶやいていたのですが、何人かの方が送って頂きました。 時任さん、西村さん、飯塚くん、じゃぐりん、(あと一人匿名の方)、この場を借りて、御礼申し上げます!

 

上手な年のとり方は未だ知らぬままですが、年をとっても自分の原体験を大切に、謙虚に初心に振り返りながら、自分らしさを大切に生きていきます。

本のフリマアプリ「ブクマ」で買った、読んでよかった7冊の本

バーコードから出品できる本特化のフリマアプリ「ブクマ!」の開発をやっています。今日は、自分もユーザーの一人としてブクマの中で購入した50冊くらいの本の中から、お薦めの7冊をピックアップして紹介。

 

ヴェニスの商人の資本論

ー〈資本主義〉のシステムやその根底にある〈貨幣〉の逆説とはなにか。その怪物めいた謎をめぐって、シェイクスピアの喜劇を舞台に、登場人物の演ずる役廻りを読み解く表題作「ヴェニスの商人の資本論」。

今月号のForbes Japanで「波多野聖が推す "私を世界的資産運用者にした本"」というコーナーで紹介されていた本。金融業界の方はみんな知っている、読み継がれている本mのようですね。資本主義における貨幣の働きについて掴むことができる1冊。本書はオムニバス形式の展開で、書名から漂ういかにも難しそうな本という印象とは裏腹に、経済学の土台があれば読みやすいエッセイや謎解きのようなもの。「広告の形而上学」「十冊の本」の章が気に入った。世の中に存在する「貨幣」を引きずり下ろし考察することで、「何に価値を見出すか」という視点を考える事ができる良書です。知的刺激に溢れます。

ヴェニスの商人の資本論 (ちくま学芸文庫)

ヴェニスの商人の資本論 (ちくま学芸文庫)

 

 

さよならは小さい声で

松浦 弥太郎さんのエッセイ集。彼が書く文が好きで買ったのですが、本書のまえがきを読んだときに再確信。そして単行本版の装丁もキレイなので買ってよかった。(文庫版もあるようです)

20歳を過ぎてからと言うもの、歳を取るのがとても早く感じる。"年齢を重ねるとは、美しくなるということ。歳を取る美しさを教えてくれた人、働く上で大切なことを語ってくれた人、心に残る恋した人。『暮しの手帖』編集長による「すてきなひと」をテーマにしたエッセイ集。" とあるように、歳を重ねることを意識し始めたときに、世の中が愛らしく思える。

女性はもちろん、男性にもお勧めしたい。

さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

 

 

フラット化する世界 普及版 上・中・下

『フラット化する世界』は高1のとき、初版を読んでいたのですが、その後、大幅な増補改訂版が出て、そしてこの普及版(ハードカバーではなく、A5サイズ3巻セット)が刊行されました。久しぶりに読んでも示唆に富む1冊です。この本は間違いなく10代の僕の生き方に影響を与えた本なので、生涯持っておきたい。とはいえ10年前に記された情報社会・グローバル社会を読み解く内容の本で、新しい知見を得るためにはもう時代が変わってしまいました。歴史を学ぶように、当時のテクノロジー業界のジャーナリストたちはどのような考えだったのか?この未来予測は確かに当たっていた、といった回想をしていくのには相応しい1冊かと思います。

今見たら、残念ながらAmazonは絶版(中古しか無い)になっているんですよね。こんな良書でも新刊流通がほぼ無い状態なので、ブクマのような古本のフリマアプリの開発にも気合いが入ります。

フラット化する世界〔普及版〕上

フラット化する世界〔普及版〕上

 

  

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる

カリフォルニアでもニューヨークでもなく、なぜポートランドなのか。米国で「ディスティネーション・シティー(人気移住都市)」として今もっとも人気の都市の秘密について書かれた1冊です。BOOK LAB TOKYO でも、仕入れるとすぐに売れてしまう人気の本で、ブクマに出品されていたので買って読んでみました。

ポートランドはリベラル系の街です。サンフランシスコでは物足りない若者たちが移住しているよう。エコロジー(自動車を減らし公共交通機関や自転車の促進)、起業家精神、飾らない街。オレゴン州は消費税が0%だそうです。僕が渋谷に住んでいるということもあって、50年に1度という大規模な渋谷の再開発を眺めつつ、都市計画についても考える機会になりました。

そういえば、ポートランドにある「リード・カレッジ(Reed College)」は、スティーブ・ジョブズの出身校ということで有名ですね。1908年創立、学生1400人の小さな私立のカレッジです。

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる

 

 

『レスポンシブル・カンパニー』

パタゴニア創業者による最新著。装丁が素敵だったのでポチりました。ジョブズ本でおなじみの井口耕二さんが翻訳されており、またボリュームも多くなく、読みやすいです。パタゴニアが示す「企業のあるべき姿」に至る模索、理想の追求。「人は正しいことをすると、もっと正しいことをしようとする。」(186頁)この言葉は至言。手帳にメモしました。創業者の理念と言うのは、永続的な企業にとって本当に重要なものです。本のテーマである環境保護に直接は興味がなくても、その創業者のスタンスを学ぶという意味で、とても勉強になった1冊でした。2007年の『社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論』も持っています(こちらはベストセラーでよく知られてます)が、Kindle版が出ないのが残念。

レスポンシブル・カンパニー

レスポンシブル・カンパニー

  • 作者: イヴォン・シュイナード,ヴィンセント・スタンリー,井口耕二
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/12/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (3件) を見る
 

 

『ライフ・イズ・ベジタブル ― オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント』

オイシックス創業者の高島さんの著書。僕はもともと創業記を読むのが大好きで、この本も例にも漏れず最後まで一気読みしました。Kindle版が出たらそちらで買い直したいと思います。ちなみにオイシックスは、この本が出版された翌年の3月にマザーズに上場されています。僕も半年間ほど定期宅配サービスを利用していたので、その裏でこんなドラマが有ったのかと、ふむふむと思いながら読んでいました。「ライフ・イズ・ベジタブル」という本のタイトルも、編集者のセンス良い。

ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント

ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント

 

 

『自分の時間 - 1日24時間でどう生きるか』

”人間というものは、貧乏人でも金持ちでも、1日24時間が平等に与えられる" とよく言われます。この本は、20世紀の初めの頃に出版されたことだけは分かっていて、実は出典が不明なんです。誰が書いたかも曖昧になっており、1908年と1920年に二度出版されたという記録が残っている。そんな古典的な本が、現代社会においても役に立つ素晴らしい良書でした。とても小さな本です。短く、誰でも読みやすい。

この本が幾度となく語りかけてくる本質的な問いは、「あなたにはたくさんの空白の時間が与えられている」というもの。たとえ1日8時間を労働にあてていても、起床して通勤するまでの3時間や、帰宅して就寝するまでの20時〜24時の時間と言うものに、人はあまりにも意識を向けていなさすぎではないか、と。多くの人が、”朝10時から夕方6時までの勤務時間を「1日」とみなし、勤務時間の前と後の数時間は、単なるプロローグとエピローグに過ぎないと思っている" (58頁) 読んでいて痛い思いでした。エネルギッシュだった10代の頃と比べても、確かに帰宅してから寝るまでの時間と言うのは「余白」の扱いで、何か精神的な活動をすることを避けてきたなぁと。

巷では毎年のように時間管理術のような本が出版されていますが、改めて読む必要は無さそう。この『自分の時間』と、『7つの習慣』の「重要事項を優先する」の第3章、そしてシリコンバレーで絶大な支持を得たティモシー・フェリスによる時間ハックの近代本『週4時間だけ働く』の前半部分、この3冊の本から得たものは大きいです。

自分の時間 (単行本)

自分の時間 (単行本)

 

 

本特化のフリマアプリ「ブクマ!」は、2017年2月9日にiOS版に加えてAndroid版もリリースしました。ISBNバーコードから10秒で出品ができる画期的なデータベースを持つカタログ型フリマアプリで、毎週2万冊ずつ出品が増えています。

よかったらぜひご利用ください!

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▼ブクマ!のダウンロードはこちら
App Store | Google Play

(招待コード 5F9D4 )

 

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halfway.hatenablog.com

 

newspicks.com

 

本をバーコードから出品できるフリマアプリ「ブクマ!」を作りました。週2万冊ずつ新規出品中

本好きが講じて、渋谷に本屋さんを作ってしまった id:mocchicc です。

 

この記事は昨年9月に書き始めていたのですが、Android版も出揃った今ようやく記事公開ができました! メルカリが牽引するCtoCのフリマアプリ業界に仲間入りさせていただき、本・書籍に特化したフリマアプリ「ブクマ!」を作りました。ブックマークのブクマでもあるんですが、本のフリマということで、ブック・フリマ→ブクマという命名です。キャラクターは性別・年齢・名前不詳のクマがやってくれています。

 

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prtimes.jp

 

jp.techcrunch.com

 

ISBNバーコードを読み取って出品できるカタログ型フリマ

「ブクマ!」は、本の裏面に印字されているISBNバーコード(国際標準規格)をスマホのカメラでかざすだけで、その本をAPIデータと照合して識別し、最短10秒で出品できるのが特徴です。

カメラで撮った写真ベースに出品するメルカリ・ラクマ・フリルとは違って、あらかじめデータベースがあるカタログ型のフリマアプリとしては、新規参入ながら堅調なスタートを切ることができたと思います。

データベースのAPIがあることによって数十万タイトルの本の二次流通のマーケットデータを可視化できるので、今やECでは当たり前のように用いられているレコメンドエンジンをはじめ、ユーザーの行動ログに合わせた商品表示など、AIや機械学習で出来ることが多そうで楽しみです。

 

週に2万冊ずつ新規出品されています

先行リリースしていたiOS版の試験運用中には、アーリーアダプターな方々、インフルエンサーにご利用いただいており、現在は毎週2万冊ずつ、新規出品が増えています。MoMの伸び率が直近351%なので、春過ぎまでには "毎日"2万冊くらいにはなると思います。もちろん、現状まだまだ出品数ベースでカバーしきれていない本も多いので、2016年2月現在を基準に、100倍以上に成長させていくつもりです。

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参考までに、本の出品数としてはメルカリが約80万冊、楽天に買収されて総合型フリマとしても伸びているフリルが約12万冊くらいのようです(多少誤差あったらごめんなさい) 今年の春までにはメルカリの本カテゴリを超えていきたいなぁと思っています。

本は過去10年間で60〜70億冊も販売されています。これから100万冊、1000万冊、3000万冊と伸ばしていきたいと思います。

 

 

「ファーストユーザー」として実際に使ってみた感想

この半年間、iOS版を5ヶ月ほど試験運用する中で、プロダクトオーナーとして開発に関わりながら、僕もひとりのユーザーとして、自宅にある250冊ほどの本を出品してみました。60冊くらい売れて、売上金額は5万3000円くらいです。

昔からずっと本棚に眠っていた古本が半数くらい(300-500円くらい)で、残りは新刊を買って読んですぐに綺麗なまま出品した高単価のもの。山田進太郎さんも同じことを言ってましたが、献本いただいたり、本屋で買った紙の書籍で気に入ったものはKindleでも買い直しているので、同じ本を2冊持っているのが現状。紙の本は誰かにプレゼントしたり、売る事も多いです。

積ん読になってしまっている本を、とりあえず出品しておいて売れた後、その日のうちに読んで発送するという、積ん読解消&売上発生という一石二鳥のユーザー体験も実践している一人です。

 

今後の課題や、やりたいことについて

1.Webブラウザ版の開発

iOSとAndroidも出揃ったので、次はWeb版かなと思います。100万タイトル規模になるとSEOも重要になってくると思うので、早速つくり始めて近々リリースしたい。

 

2.新刊の取り扱い

3冊古本を売ったポイントを用いて、新しい読みたい本を新刊で買うという体験を提供したいと思っています。僕らの競合は新刊の出版業界ではなくて、「二次流通の潜在マーケットを掘り起こして、空いた本棚には新しい本が入るようにする」というのが本質です。本質を見誤ると勿体無い。

ネットユーザーの大半の方は、Amazonでいいじゃんと思われるかもしれませんが、実際のところ、僕より年下の90世代以降、Z世代のマジョリティーにおいては、Amazonがネット書店で始まったということさえも知らない世代なんですよね。Amazonのアプリを初めて起動したら、洋服とか靴とか腕時計とか出てくるわけで、正直、スマホ世代の人にとってのエンドユーザー体験は、Amazonも楽天も大差がないのです。

 

3.機械学習によるレコメンド

そのままですね。出品数が増えてきており、検索以外でのウィンドウショッピングがなかなか難しくなってきました。アプリ起動後のTOPに表示される情報は、ユーザーさんごとに9x9x9通りくらいのクラスタリングを行って、設計できればなぁと思っています。

ブクマ!はおそらく、CtoCとECの融合を取り組んでいくアプリになると思います。「スマホEC」の体験に近いものをちゃんと作っていかなければいけない。

 

4.多角化、水平展開

古本、雑誌、そして新刊書籍までは想定の範囲内でした。実はISBNだけでなくJANコードからも識別子として出品できる機能をずいぶん前にテストしていて、バーコード付きの「消しゴム」とか出品できたんですが、これを応用して他の商品軍のカタログ型総合フリマアプリにするかどうかは、正直微妙です。たくさん検討してマーケットテストも少しやったのですが、中途半端に色々やると必ず失敗するという結論に至ったので、12ヶ月〜18ヶ月間は本にフォーカスして流通総額で年間150億狙っていく必要があると思います。自費出版やオンデマンド出版の場として、執筆した本がマーケット通さず自由に売れる場所、あるいはKindle一強の電子書籍のプラットフォームとして二番手を狙う(無謀な野心)といったことは興味あります。

CDやDVD/Bru-ray、そしてゲームソフトは規格化しやすいため取り扱いも可能かと思います。ただ、CDやDVDを売りたい人は沢山いても、買う人は同じ数だけいるかなぁ.. 少なくとも5年後の世界ではほとんど使われないだろうなぁと。Apple MusicやSportify、NetflixやHuluがかなり浸透していると仮定すると、そもそも一次流通でもマーケットが急速に縮小して、二次流通の価格崩壊は間違いない。歴史の長い本はやっぱり強いもので、5年後に紙のマーケットが30%縮小しても、まだ1兆円あるんですよね。と同時に、電子書籍は300%くらい拡大(6000億円くらい)してると思います。

他にカタログ化フリマの構想がすぐ実現できて、参入障壁が低そうなのは、コスメ・ガジェット(家電/電子機器)・チケットあたりでしょうか。このあたりは既に特化型が出てたり、今作ってる事業者も多いみたいですね。

 

 

僕は現在、Labitの15年経営計画を立てて取り組みつつ、POとしてブクマを見ています。今年夏からはEduTech領域の新規事業も構想しており、20代最後の仕事だと思って事業計画を立てています。

LabitのWantedlyではブクマのエンジニア(iOS、Android、サーバーサイド、インフラ、データベース)、2017年後半に取り組むEduTECH領域の新規事業メンバーを求人しているので、ジョブチェンジ考えている方がいたらぜひご連絡ください。

 

▼ブクマ!のダウンロードはこちら(招待コード 5F9D4 )

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